子どもがつくるまち ミニふくおか 2017

 ミニふくおか2017は、テーマ「スマイルあふれるミニふくおか~見方しだいで世界は変わる~」を実現するために、ユニバーサルデザインや多様性、アートに視点を置いて、誰にとっても過ごしやすいまち、親切でわかりやすいまちをつくることをめざしました。3日間で、まちは大勢の市民の手により、モザイクで飾られて、創造性あふれるまちとなりました。


まちにまったミニふくおか。「今年のミニふくおかはどんなまちかな?」「どんなことができるんだろう?」ワクワクドキドキ。ガイダンスを待ちます。

「オープニングでは、市長による開会のあいさつののち、テープカット、そして、テーマ「スマイルあふれるミニふくおか~見方しだいで世界は変わる~」をめざそうと子ども実行委員による宣言が行なわれ、スタートしました。

市民証交付課ではんこを押してもらい、住民登録をします。まちで遊んだりのんびりすごせるように、ご飯と飲み物が買える分のお金「生活保障」がもらえます。

ハローワークやハローアカデミーでは、働きたい人や学びたい人を募集しています。掲示板をみて、自分がやりたいことを決めます。もちろん、まちで遊んだり食事をしたりスケジュールは自分で決めます。

学んでお金がもらえるミニふく大学。専門家や子ども実行委員による色々な授業が行なわれます。当日市民による講座や工作も行なわれました。

メディアエリアでは、様々な方法でミニふくおかの活気ある様子が発信されました。これはテレビ局の画面です。このほかにもツィッターやラジオ局、保護者がいる観覧席にもお知らせや新聞を届けました。

みんなから集めた税金でできた「グーゼンシティ」。アーティストと一緒に、多くの市民の手によってペーパークラフトで「未来のまち」を表現しています。3日目にはステキなまちが出来上がりました。

ミニふくおかの市民にとって必要で、現在のミニふくおかのまちにはない新たな仕事が多数起業されました。これは大人気だった「占いや」さん。

3日間のミニふくおかが終了しました。エンディングイベントでは、3日間で進化したミニふくおかの完成を喜びあいました。

 今年のミニふくおかの特徴は、みんなが楽しみ憩える、エリアごとに作ったひろばや、多様性を表現した「モザイクアート」のまちなみです。また、市民と市民をつなぐ新しい仕事もうまれました。


「始まりのひろば」

ミニふくおかのまちに入ると、青い空のようなモザイクのシンボルと市民の暮らしを見守る公共エリアのみんながお出迎えをします。

「ペアひろば」

市民同士が友だちになって楽しく過ごしてもらえるように「ペアつくり屋」や、迷った人を案内する「案内人」の仕事がうまれました。ここはいつもたくさんの人でにぎわっています。

「ピカピカ友情ひろば」

食事はもちろん、話をしたり、休憩ができるいこいの場です。また、かわいい移動ゴミ回収車がエリアをまわり、きれいなまちが保たれています。いろいろな人が楽しんでいるミニふくおかのまちをモザイクで表現した壁もできました。

「ドンちゃんタワー」

イベントエリアの「ドンちゃんタワー」の下では、たくさんの楽しいイベントが開催され、いつも多くの人でにぎわう場所でした。

「未完成ひろば」

メディアエリアの未完成ひろばでは手形の中に自分の夢や希望を書きます。例えば「ともだちがたくさんできるように!!」「ファッションデザイナーになりたい」。

「いこいのひろば」

ここは大学エリアの「いこいのひろば」です。移動図書館がきたり音楽の演奏があったり、ネーミング通りのひろばになりました。各ひろばには「ひろば憲章」があり、ここの憲章は「学んだら休もう。休んだら遊ぼう」です。自由にのんびりすごせます。


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