子どもがつくるまち 「ミニふくおか」
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ミニふくおかとは
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・開催概要















  




ミニふくおかとは
 ドイツのミュンヘン市で行われている「ミニ・ミュンヘン」をモデルとした、子どもがつくる仮想のまちです。そこでは、子どもたち自身がまちの住民となり生活を営み、新たな空間やシステムを作っていきます。
子どもたちが多様性あふれる創造的なまちをつくっていく遊びです。
2012年度は、8月29日〜31日の3日間、九電記念体育館で開催いたします。

 「ミニふくおか」の当日の参加者は、まちの住民になる前に、まちの仕組みや、どうやって生活するかなどのガイダンスを受けます。ガイダンスを受けた後、市役所で住民登録を行い、正式に「ミニふくおか」の住民となります。まちには無料で遊べる公園もありますが、まちで食事をしたり、買い物をしたり、遊んだりするのにお金が必要となるので、仕事をしてお金を稼ぎます。さらに稼いだお金で新たに自分が作りたい店や家などをつくることができます。
 仕事以外にも遊ぶための公園があったり、新しくまちを創造していく未開拓の空間もあります。自由に使える空間では新たに自分がやりたい店を開業したり、みんなが休めるベンチをつくったり、自分の家をつくったり新たなまちが創られることでしょう。

 「ミニふくおか」に向けて、小学4年生から高校3年生までを対象とした子どもたちで構成された「子ども実行委員会」が4月より活動を開始しました。「子ども実行委員会」では、ワークショップを重ねながら、まちをどのような空間にするのか、どんな店をつくるのか、話し合いを重ね、まちの土台をつくっていきます。そのまちの土台の上で子どものまちが展開されていきます。
参加者 当日の流れ
世界に広がる「子ども参画」の取組み
 ミニ・ミュンヘンは7歳から15歳までの子どもだけが運営する「小さな都市」です。
8月の夏休み期間3週間だけ誕生する仮設都市で、ドイツのミュンヘン市ですでに20年の歴史があります。
この都市の市民権を得るためには、まず少しだけ仕事と学習が必要です。
市民権を得た後は、自由に自分の好きな仕事を見つけて働くと、「ミミュ」というお金がもらえます。このお金で映画を見たり、食事ができます。
仕事の種類は「大きな都市」と全く同じで、コックさん、タクシー運転手、花屋さん、デパートの店員、デザイナー、アナウンサー、新聞記者、教員、そして公務員や議員さん、市長さんなどたくさんの仕事あります。
この「小さな都市」で子どもは時間を忘れて、「遊び」「働き」「学び」ます。楽しいから毎日来ます。
子どもにとっては、遊ぶことと働くことの違いは全くありません。
出典:ミニ・ミュンヘン研究会

写真:ミニ・ミュンヘンより

 ミニ・ミュンヘン2012公式ホームページ