平成19年度子どもゆめ基金助成活動


日時 2007年10月6日〜7日
場所 マリンワールド海ノ中道
グリーンピア那珂川キャンプ村
「サイエンスで広がる子どもの世界 サイエンスキャンプ」を、10月6日〜7日に海ノ中道海浜公園にあるマリンワールドと那珂川町のグリーンピアなかがわキャンプ村で開催しました。
親子で野外体験や科学の専門家との交流を通して、科学の世界の面白さや楽しさに気づき、日常の生活の中に科学的視点や思考を身に付けるきっかけになりました。

講     師 林 浩三氏(森林インストラクター、環境カウンセラー)
講    師 野澤鯛損氏(フィッシングメッセンジャー、環境教育指導者)
講    師 明石信宏氏(野外活動専門家)
講    師 高田浩二氏(マリンワールド海の中道 館長)
講    師 清水麻記氏(九州大学ユーザーサイエンス機構
        チルドレンズミュージアム研究会リーダー)
 コーディ
   ネーター
高宮由美子氏(NPO法人子ども文化コミュニティ代表理事)

第1日目
日時 2007年10月6日(土)
会場 マリンワールド海ノ中道
グリーンピア那珂川キャンプ村

1日目は海のプログラム、マリンワールドの水族館の中をゲーム感覚で水槽の生き物に関する問題をときながら進みました。高田館長のお話や、野澤鯛損さんの「イルカのKちゃん」のお話を聞き、自然、命、環境についてみんなで考えました。午後3時からキャンプ村に向かって移動しました。夕食は明石信宏さんたちに豪華なダッチオーブン料理を教えてもらいました。


サイエンスキャンプのオリエンテーションでの講師の紹介。


ビンゴゲームの問題を解くために水槽の中の生き物をよーく観察します。


答えあわせのビンゴゲームはとっても盛り上がりました。終わってみるといつの間にか水の生き物のことが良く分かっていました。
マリンワールドの高田館長から福岡西方沖地震の時のお話を聞きました。水族館の生き物たちも大きな被害を受け、飼育員さんたちはとても大変だったそうです。
人間が捨てた釣り糸がシッポに絡まって命を落としたイルカのお話「イルカのKちゃん」を聞きました。野澤鯛損さんは釣りが好きだから、この話をみんなに伝えているそうです。
釣り糸の強さの実験をしました。釣り糸をつけて引っ張った発泡スチロールが切れてしまいました。Kちゃんのシッポに絡んだ釣り糸を想像すると怖くなりました。
清水麻記氏はイルカと一緒に泳いだ時の話をしてくださいました。生き物と共存すること、美しい自然を守ることはとても大切だと感じました。

夜はキャンプ場に移動して明石信宏さんと野外調理を楽しみました。夜のプログラム「世界の自然の話」で暗闇の中、満天の星空を見ながら環境について考えました。
ダッチオーブンをつかった、鳥を丸ごと、野菜たっぷりの野外料理にみんな大満足です。






第2日目
日時 2007年10月7日(日)
会場 グリーンピアなかがわキャンプ村

2日目は山のプログラム。ネイチャーゲームのカメラゲームを体験しました。林浩三さんから草笛や、草のつるや茎でつくるストラップも教えてもらいました。環境や自然をどんなふうに守っていくのかは、自然の中で過ごしたりあそんだりすることから始まるのだと気づきました。最後にこのキャンプで感じたことを詩にして、つなげて「みんなの詩」をつくりました。


林浩三さんの身近な植物をつかっての「木の話と温暖化の話」では、世界の自然のことを考えました。
「カメラゲーム」ではペアを組んだ人にお気に入りの場所まで目をつぶって連れて行ってもらいます。
目を開けた瞬間の風景をしっかり記憶して、絵に描きます。

描いた絵に花や葉、実、土などをこすりつけて色をつけていきます。予想と違う色に不思議だなあと驚きが広がります。
自然の中に在るもので色付けして出来上がった作品

草のつるや茎を編んで星のストラップを作りました。

どっちが勝つか?草ずもう。

最後に自分の感じたことを詩にしました。
それぞれが感じた「命のこと、自然のこと、環境のこと」を胸に記念撮影



参加者の感想

海にゴミを捨てちゃいけない(小3男子)
茎で笛とかを作っていろんな人に教えてみようと思った(小3男子)
暗くて月や星がきれいに見えてすごかったです。(小3女子)
色々な生き物にふれあって、面白いからだをしているものがあるとわかった。また来てじっくり見てみたいです。(小4女子)
海や森は大切。みんなで守ろう。(小4女子)
海を大切にしたいと思った(小5男子)
私たち人間がほったらかした釣り糸でイルカが傷つくなんて絶対あってはいけない事だと思います。私もこれから環境に優しくしてKちゃんにあったような人間が動物を傷つけないように、このようなことを2度と繰り返さないようにしようと思います。(小6女子)
ビンゴオリエンテーションをやって生き物のことが良く分かった。(小6男子)
あんなふうにうっそうと茂る森でも、そこに住めない動物もいるんだなぁ。両極端だけじゃなくて、里山みたいなところもいるのだなと思った。(中3男子)
自然の中に隠れている色を探すのは、意外な発見も多くて楽しかった。(高3男子)
イルカのみならず私たちの生活の仕方で自然・生き物が生態系を崩されていることをもう一度考え直さなければいけないと感じました。(大人)
久しぶりにたくさんの星を見て、さわやかな気持ちになりました。真っ暗というのものがこんなに怖く感じたのはホントに久しぶりです。(大人)
カメラとカメラマンのワークショップは楽しかったです。絵を描いて、白黒からカラーにすることは初めての体験でした。何より自然の草花や実を使って色づけしたのは新鮮でした。露草のブルーは本当にきれいでした。「自分でやってみて色々気付いていこう」というメッセージと共にゆったりと自然に触れた時間は心地よかった。(大人)
改めて自然や環境について考えるきっかけになった。今回、海や山の環境が乱れてきていると学んだことを心に留めて生活していきたいです。(大人)




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