音楽劇「小さなちいさな風の中の賢治たち」



<開催日>
 オリエンテーション     1月27日(土)
第2回3回    2月3日(土)4日(日)
補講          2月24日(土)
第4回 通しげいこ   3月10日(土)
第5回 発表公演   3月18日(日)

<会場>
ゆめアール大橋音楽・演劇練習場 大練習室

<主催>
九州大学ユーザーサイエンス機構子どもプロジェクト
NPO法人子ども文化コミュニティ

 2007年1月から3ヶ月にわたり、第一線でプロとして活躍されている舞踏家神崎由布子さんを講師にお招きして、5回シリーズのワークショップを開催しました。出演者・スタッフ総勢63名が力をあわせて、宮沢賢治の「雪渡り」を原作とした音楽劇「小さなちいさな風の中の賢治たち」を作りあげていきました。
 5回目のワークショップでは、3月18日(日)の「ゆめアール大橋チルドレンズフェスティバル」の中で発表公演を行い、これまでの成果を来場者の前で披露しました。



講師 神崎由布子氏
舞踊家。大分県出身。 武蔵野音楽大学卒業。卒業と同時に音楽活動、舞踊活動を開始。 1985年YUFUKO DANCE FREAKを設立。1995年からダンスユニット「パレー」』1997年『サ・ヴァ』をプロデュースし、舞踊、演劇、音楽、美術など枠を越えた多様な表現方法で作品を創り続ける。2001年より、前田清実、柳瀬真澄と共に「ドラスティックダンス"O"」のコアメンバーとして新たな活動を始める。「ピーターパン」「夏の夜の夢」「ゲットー」など多くの舞台で俳優、ダンサーとして活躍する傍ら、振付家としても「エレファントマン」(宮田慶子 演出)、「ハッピーバースデイ」(井上思 演出)、「最悪な人生のためのガイドブック」(鈴木聡 作・演出)など、数多くのミュージカルやストレートプレイの作品を手がけ、大地真央、鳳蘭、安寿ミラらの振り付けも行う。1999年「ぽえとにゅい」2001年人形劇「フランドン農学校の豚」と宮沢賢治作品、「100万回生きたねこ」「沖縄版・オズの魔法使い」を演出。


 第1回は、NPO法人子ども文化コミュニティ代表理事高宮由美子と目黒実さん(九州大学ユーザーサイエンス機構子どもプロジェクト)のお話のあと、神崎さんのリードで子どもも大人も全員で円になって身体をほぐし、みんなで思いっきり体を動かしました。
 第2回、3回は幼児・小学低学年の「人間の子どもチーム」と小学高学年以上の「狐の子どもチーム」に分かれてダンスや台詞の練習を行いました。
全員で大きな円になってストレッチ。
みんなで元気に踊ろう!!
小学高学年以上は一人ひとり台本となるノートを持って台詞や動きを確認。
年上の子が下の子をサポート。
 高学年以上を対象に行った補講では大学生が今回の音楽劇の原作宮沢賢治の「雪渡り」を読み聞かせした後、台詞の練習に臨みました。一人ひとりがイメージをふくらませ、言葉に思いを込めて台詞を語るきっかけとなった一日でした。
 発表を一週間前にひかえた第4回は、舞台の説明や壇上に立つときの注意を聞き、全員で入場からエンディングまで通しました。
大学生による読みきかせ。
補講を終え、参加した高校生が自主的に年下の子どもたちに向けて「今回の音楽劇を一緒に楽しく作り上げていこう」と手紙を書いて送りました。
本番の舞台について。
発表当日。多くの来場者を前にのびのびと踊る子どもたち。
月の夜の幻燈会も閉会の辞でクライマックス。会場は拍手に包まれました。
 3月18日(日)ゆめアール大橋チルドレンズフェスティバルの中で、音楽劇「小さなちいさな風の中の賢治たち」は発表公演を行いました。
 この5回のワークショップを体験する中で子どもたちは声や表情、動きをみるみる変えていきました。

 2007年5月から子ども文化コミュニティは「遊びと学びのコミュニティスクール」にシアターコースが開設します。シアターコースでは、遊びや様々な体験を通して子ども参画型のミュージカルをつくりあげていきます。
 2008年3月には発表公演を予定しています。

参加者の感想
 はじめどんなダンスをするのかドキドキしたけど、楽しくておもしろいダンスだったのが嬉しくて、にこにこしていました。(小2)
 発表はすっご〜く緊張しました。ライトがあたってすごく明るかったよ。でも、あんまり間違えないで、安心してできて、とっても楽しかったよ。由布さんありがとう!(小3)
 短期間でしたが、回をおうごとにやる気になり、言葉にできないぐらい素晴らしい舞台を作ることができました。この舞台が作れたのはみんなが一つになれたからだと思います。(高1)
 たくさんの人と何かを作るのは、大変だけど楽しい。親子で参加でき、一緒に体を動かせて気持ち良かったです。(大人)
 参加してどのぐらいできるのか、続くのか心配していました。でも子どもは回を重ねるごとにますます楽しみが増えていたようで参加してよかったな、と思っています。(大人)
 仲間と楽しそうに踊ったり台詞をきちんと言っている姿を見ることができ感動しました。発表をするとは思っていなかったので、本番は本当に楽しみでした。小さい子達もよくがんばっていたし、年齢差のある子どもたちの舞台は素敵でした。(大人)


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