「はじめての芸術との出会い」事業は、文化芸術に親しむ機会が少ない乳幼児に体験の機会を広げ、人間としての感性やコミュニケーション力を育むとともに、人材育成やプログラム開発、ネットワークづくりを通して、福岡市の文化振興、ならびに文化環境の向上を目的とした事業で、平成23年度にスタートしました。
「乳幼児親子のための芸術体験の機会の提供」と「地元アーティスト養成とプログラム開発」の二つを柱に行っています。
主催: はじめての芸術との出会い実行委員会
(福岡市、(公財)福岡市文化芸術振興財団
 アートサポートふくおか、NPO法人子ども文化コミュニティ
 九州産業大学美術館)
平成25年度はこちらをご覧ください

乳幼児親子のための芸術体験の機会の提供


「ピカソになって肖像画
〜子どもと一緒に楽しむライブペインティング〜」
ワークショップ「ピカソになって絵を描こう!」

(藤原いずみ画家/イタリア)


2014年9月9日(火)10:00〜12:00
福岡市美術館
対象 3歳の幼児とその保護者

 スペイン人画家パブロ・ピカソが描いた多くの肖像画にインスピレーションを受けて生まれたこのライブペインティングとワークショップは、絵を描くことや、デザインするための想像力や創造する力を刺激します。
 
ワークショップ
「ピカソになって絵を描こう」
【参加者の感想】
  ライブペインティング
絵画を描く課程を見ることなどはじめてでとても感動しました。先生に名前を呼んでいただいて子どももすごく心にのこった1日になったと思います。できあがった絵のすばらしさに感動しました。
とても楽しい内容で、子どもの絵画への興味が一段と増したのではないかと思います。私ももっと子ども達と一緒にお絵かきを楽しんでいきたいと思います。
身体を使ってダイナミックな動きと仕上がっていく絵にクギづけでした。音楽もとてもよかった。
とってもためになりました。子どもの素直な気持ちを描かせるのってスバラシイと思いました。
   
ワークショップ
初めははずかしがっておりましたが、どんどん引き込まれ隣の男の子と笑い合いながらふでを走らせていました。のびのび自由に描いている我が子に感動しました。
絵の具をおもいっきり使ってのアート作品初めてでした。とても思い出に残る記念作品となりました!すごーく楽しかったです。
はらはらしながら後ろから見ていました。みごとな大作できてよかったです。子どももすごい楽しそうでした。


「はじめてのシャボン玉ショー」
(ミケーレ・カファッジパントマイマー・曲芸師/イタリア)


2014年9月10日(水)10:30〜11:30
ゆめアール大橋福岡市大橋音楽・演劇練習場
対象:1歳半以上の乳幼児とその保護者

音楽にのせてフワフワとシャボン玉が様々な色の光を浴びて色を変え、形を変え、舞台で踊りだします。イタリアからやってきたミケーレさんによる、笑いと驚きあふれる音楽と楽器とシャボン玉のコラボレーションを楽しみました。
【参加者の感想】
   
家でシャボン玉をする機会は沢山あるけど家で経験できない色んなシャボン玉の作り方を見る事ができて楽しかった。色んな物を使って作っていて見ていて本当にあっという間でした。
子ども以上に大人も楽しませていただきました。小さい子が参加できるこのような機会を作っていただき非常にありがたいです。幻想的な素晴らしい時間でした。
シャボン玉という小さな子どもでも遊べるものでのショーだったので子どもが楽しく見ることが出来ました。
 
見ながら手、体が自然と動き出していたので、とても興奮している様子でした。しゃぼん玉に入れてとても喜んでいました。
 


「はじめてのアフリカン〜○△□ちゃん〜」
(劇団AFRICA/福岡市)


2014年12月4日(木)11:00〜
九州産業大学2号館1階円形ホール
対象:6ヶ月〜3才の子どもと保護者
アフリカの楽器と踊りを通して、赤ちゃんと音楽のはじめての出会いを表現した作品。2011年から始まったアーティスト研修事業で作り出されました。

【参加者の感想】
   
たくさん子どもがいましたが、静かな空間にリズムや音楽が響いて、みんな集中して聞き入っていたことにびっくりしました。とても楽しい時間でした。
衣装、音楽、とてもよかったです。思った以上にたくさんの楽器でおどろきました。ホールの飾り付けも子どもが大好きな動物でアフリカの雰囲気が伝わり良かったです。
手をたたいてあるきまわっていました。体でリズムを感じているのが見ていてわかりました。いつもは人見知りしたりするのに今日はうろうろしていろんな所に自ら進んで行っていました。
   
耳で聴くより、体で感じていると思った。少し迫力に圧倒されていたけれど、最後は自分で体をゆすってリズムをとっていたのがうれしかった。アンケートを書いている時に楽器を触らせてもらっている時が一番楽しそうにイキイキしていた。




地元アーティスト養成とプログラム開発


地元アーティスト研修会
プロのアーティストの作品見学、体験、交流


九州産業大学とのコラボレーション
12月4日(水)劇団AFRICA公演

九州産業大学の緒方教授の協力で、学生ボランティア入門科の授業プログラムとして学生たちが参加しました。当日の参加者を迎える会場プランの作成から事前準備、前日設営、そして当日は受付や会場係のスタッフとして、実際の運営を体験しました。



アーティスト研修及び
公開セミナー&ワークショップ
「乳幼児を対象とした芸術体験の理論とつくりかた」


講師:チャン・ジャッキー・ウン(韓国ウンソン医療法人神経科学芸術院院長)

「セミナー1 乳幼児親子の芸術体験理論編」
9月17日(水)14:00〜17:00
南市民センター研修室
 乳幼児期における芸術体験が子どもの成長発達においてどのような影響を及ぼすのかを、豊富な実践と研究結果をもとに科学的にわかりやすく解説していただきました。また、乳幼児のための芸術体験プログラムを実施するアーティストのために、プログラムや空間の作り方についてアドバイスをもらいました。

【参加者の感想】
   
細胞レベルで芸術を欲していること。脳科学、生理学と切り離して考えることはできないということ。安心する体勢で出会う芸術、うけとる子の満足をいかに引き出すか、など、舞台をつくる上で(日常の子育ての中でも!!)大切なことを理論的に学べました。
こうなんじゃないかな〜と感じていたことを理論として理解することができてスッとしました。うまれてから、首がすわりつかまり立ちするまでの間の体の使い方については、なるほど!でした。
乳幼児の心身で何が起こっているのか、そのさわりを理解し、体験を通して気づけたことは、非常に大きな発見となりました。乳幼児を見る眼、接する心構えを変えていきたいと思います。


「セミナー2 乳幼児親子の芸術体験ワークショップ編」
9月18日(木)10:30〜12:30
ゆめアール大橋福岡市大橋音楽・演劇練習場
 前日のセミナーで学んだことを元に実際に乳幼児のように身体を動かして、体の急激な変化の中で、子どもがどのような感覚や感情を感じているのか体感しながら学びました。

【参加者の感想】
   
子どもの感覚を味わう、視線を下げただけでもずいぶん感じ方が違う。いかに子どもの脳が忙しく大変な思いをしているのか、やはり子育てにも知っていると子どもの見方が違うのではないだろうか。
子どもの目線、心で受ける外界の感覚を肌で感じました。外で眼に見えるもの、肌でかんじるもの、動かしたくなるもの、色々と発見、乳幼児のころに戻れました。
今までの乳幼児に対する認識や接し方の概念が全くくつがえりました。きのうの講義に基づいたきょうのワークショップ、すごくよくわかりました。ありがとうございました。

試演会
アーティスト研修に登録した地元アーティストが、
新しい企画の製作に取り組み、試演会を開催しました
 
試演会@
「はじめのはじめの物語
 びぼーん」
出演 劇団風の子九州


試演会A
「はじめての布あそび
 “布singヌノッシング”」
出演 Ankyorol&馬場万里子


試演会B
「えのぐをぺったぺた☆
 はじめてのステンシル!」
出演 よりみち図工室


試演会C
「はじめてのアフリカン
 Happy Birth」
出演 劇団AFRICA