「はじめての芸術との出会い」事業は、文化芸術に親しむ機会が少ない乳幼児に体験の機会を広げ、人間としての感性やコミュニケーション力を育むとともに、人材育成やプログラム開発、ネットワークづくりを通して、福岡市の文化振興、ならびに文化環境の向上を目的とした事業で、平成23年度にスタートしました。
「乳幼児親子のための芸術体験の機会の提供」と「地元アーティスト養成とプログラム開発」の二つを柱に行っています。
主催:福岡市
協力:(公財)福岡市文化芸術振興財団
アートサポートふくおか
NPO法人子ども文化コミュニティ
平成24年度はこちらをご覧ください

乳幼児親子のための芸術体験の機会の提供

はじめての人形劇「チップとチョコ」
出演:人形劇団ひぽぽたあむ


2013年9月21日(土)13:00〜
       22日(日)11:00〜
福岡市大橋音楽・演劇練習場(ゆめアール大橋)
対象:0〜5才の親子
 どいかやの絵本を原作に作られた人形劇、子犬の兄妹がまわりに見守られながら助け合っていろんなことを体験していく物語。

     
公演終了後のワークショップ「誰も見たことがない生き物をつくろう」
(人形劇団ひぽぽたあむ) 9月21日(土)14:00〜、9月22日(日)12:00〜
 
【参加者の感想】
   <人形劇>
音楽にのって体をゆすり、人形が泣く場面では小さい声で「あーん」と言っていました。すっかり世界に入り込んでいた様子でした(1才4ヶ月)
人間でもなく、生き物でもない人形が、楽しそうに動いているのがとても不思議だったようで興味深くよく見ていました。テレビでみる人形劇とは、また違ったようです
   <ワークショップ>
人形の制作で、いつもの様に手を出さない事を意識して見ていると一人で色々と考えて試そうとし出していました。発見です(3才11ヶ月)
自分から、いろんな人に自分の作品を見せに行っていたので、積極的な一面を見る事ができました(4才2ヶ月)
   


公演「はじめてのアフリカン〜○△□ちゃん〜」
出演:劇団AFRICA


2013年11月28日(木)11:00〜福岡市西部地域交流センターさいとぴあ
     12月5日(木)13:00〜九州産業大学2号館1階円形ホール
対象:0〜3才の親子
 アフリカの楽器と踊りを通して、赤ちゃんと音楽のはじめての出会いを表現した作品。
2011年から始まったアーティスト研修事業で作り出された。


 公演のあと、参加者がたいこを作ってみんなで演奏したり、アフリカの楽器に触れたりして演奏者や参加者同士で交流。 

【参加者の感想】
   
興味津々なまなざしでした。いつもは動き回っていますが今日はじっと公演に見入っていました。(1才2ヶ月)
じーっと聴いて最後は手拍子をとったのでうれしかったです。トマト缶でリズムをとったのもびっくりでした。(1才5ヶ月)
ふだんの生活の中では機械を通した音や映像しか見られないので、このように気軽に本物の楽器の音にふれられる機会はとてもありがたいです。目の前で音をうみだしたり、その音に合わせて体をうごかすという感性はぜひ身につけてほしいので、とても素敵なイベントだと思います。私自身も久しぶりの楽器の鑑賞でとても楽しかったです!
 
とても面白かったです。ことばではなく演者の方の表情などから、その方の気持ちや様子を読みとるということは、こどもの成長にもとても必要なことだと感じました。異文化交流だったり相手の気持ちに気付くことだったり情緒面でも色んな成長につながるなと思いました。
 


公演「ふうふうあーん」
出演:アートインAsibina


2013年12月12日(木)11:00〜南片江公民館
     12月13日(金)11:00〜当仁公民館
対象:0〜2才の親子
 語り言葉に近い5音階の歌とおはなしで、季節や日常の風景を子どもたちとお芝居の中で体験。最後に、おはなしの中にでてきたスープが、本当に登場。

 スープは公民館の方の協力で作っていただいた、だしと野菜のうまみがたっぷりのスープをみんなで食べたあと、おしばいにでてくる野菜やおなべでふれあい遊び。 
【参加者の感想】
   
ひと時もジッとしていない子が、全く動かず、ずっと見ていました。(8ヶ月)
立ち上がって真剣に見ていたのが印象的だった。まだ歩けず、立上がる事も少ないのでそれだけ集中していたのだと思う。(1才2ヶ月)
傘がでてきたとき「あめ!!」と言ったり、月がでてきたとき指をさしたりと。「きらきら星」の曲が好きなので一緒に歌っていたり色々反応して、公演中、あばれるのではないか心配していたけど、思っていた以上におとなしく公演をみていたので良かった。色々反応して刺激になって良かった。(2才5ヶ月)
   
こういう催しに初めて参加したのですが最初から最後までとても真剣に見入っていました。親もびっくりなくらいです。こういうもの(お話や歌)が好きなんだなと思いました。(2才8ヶ月)


公演
「パロンパロンパロンアParongParong,Parong-A」

ワークショップ
「ジャックジャッコンJjak-Jjak-Kung」

出演:劇団マシル韓国


2013年12月14日(土)、15日(日)
Aグループ(14日11:00〜公演60分、15日10:30〜ワークショップ2時間)
Bグループ(14日14:00〜公演60分、15日14:00〜ワークショップ2時間)
会場:パピオビールーム
対象:6ヶ月〜24ヶ月の親子
 韓国の国立の芸術大学と連携しながらベビードラマの創作やワークショップを研究開発している劇団マシルによる特別プログラム。1日目に公演、2日目にワークショップを体験。
劇団マシルは、自分や人とのコミュニケーションを通して、自己肯定感やお互いを理解する力をのばすことを目的に、演劇遊びプログラムを開発している。

 公演「パロンパロンパロンアParongParong,Parong-A」

 ワークショップ「ジャックジャッコンJjak-Jjak-Kung」
【参加者の感想】
   <公演>
笑ったり心配そうな顔になったり、最後は笑顔で嬉しそうでした。内気な性格ですがトンネルをくぐったり布の海に入ったり少し積極的に自分から進んでいました。(2才11ヶ月)
とても楽しくあっという間の時間でした。音楽、光、ストーリー、最高でした。親子で一緒に一体化したのは良かったです。また音楽に癒されました。ぜひぜひ広まってほしいです。
照明がおちライトがつくと、目を輝かせて劇をみて、声をあげて、光を指したり、とても楽しんでいました。親にとってはその姿を初めてみて、驚きと喜びがありました。ただの人見知りと思っていたのは、やはり環境を与えてこなかったせいかもしれないと思い、その後は積極的に外に連れ出して人や物にふれさせるようになりました。
親が「まだ無理」と思わず、このような芸術活動に子どもと一緒に参加して、子どもの感性を刺激しつつふれあっていけたらと思っています。参加して良かったです。
 
<ワークショップ>
本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。子どもがいることで感じる日頃の幸せ(温かさや安心感、笑い、穏やかな時間)をこの時間で改めて感じました。育児の忙しさや日々の生活に追われて彼女が私達の所にやってきてくれた喜びを意識する時間が少なくなってきていたような気がしますが、その一番大切な気持ちに気づかせていただいた2時間でした。
   
子どもが誰よりも楽しんでいる様子でびっくりしました。人見知りなので皆さんに遊んでもらえて感謝しています。ねんどや絵は他の方も子どもや家族に対してたくさんの想いが込められていて感動しました。音楽も素敵でした。子どもと一緒にころんでもころんでも走り回って、くたくたでしたが楽しそうな世界で育ってるんだと感じる事ができて良かったです。




地元アーティスト養成とプログラム開発


地元アーティスト研修会
プロのアーティストの作品見学、体験、交流



公開フォーラム
「なぜベビードラマをつくるのか?
その可能性と課題」


2013年12月14日(土)17:00〜
福岡市千代音楽・演劇練習場 パピオビールーム大練習室

<ゲスト>
  チェ・ヨンエ(韓国総合芸術大学教授演劇学部部長、
          韓国国立児童・青少年演劇センター統括ディレクター、
          アシテジ前副会長)
  ジャッキー・E・チャン(心理学者、精神医学専門看護士)
  ソン・ヘジョン(劇団マシル主宰、韓国総合芸術大学講師、
           韓国国立劇場演劇主任(チーフリーダー))
<進行>
  宮由美子(NPO法人子ども文化コミュニティ代表理事)
【参加者の感想】
 
とても新鮮、目からうろこ!というのでしょうか!!空間の必要性など、統計(リサーチ)、理論付けされている事がとても嬉しく、うなずけることばかりでした。
よりよいベビードラマをつくることに目下頑張っておられる韓国の今の演劇のあり方を詳しく説明していただきとても参考になりました。今後福岡でも後に続いていきたいと思います。
体験的に理解実践してきたことの理論的な裏付けが断片的ではあるができたのは良かった。
脳科学という初めての視点で子どもの育成に関するお話を聞くことができてよかったです。初めて知ることばかりでとても勉強になりました。
 
乳児のドラマというと…全くイメージがつきませんでしたが、ぜひ、そのとりくみの意志や良さを明らかにして下さい。世界の一線のとりくみの話をきけてよかったです。
試演会
アーティスト研修に登録した地元アーティストが、
新しい企画の製作に取り組み、試演会を開催しました
 
試演会@
 「はじめての布あそび
  “布singヌノッシング”」
 出演 Ankyorol with 小倉晴子
     (田中恭子 田川章子
      小倉晴子)


試演会A
 「はじめてのアフリカン
  “HAPPYBIRTH”」
 出演 劇団AFRICA


試演会B
 「はじめてのムーヴメントあそび」
 出演 マニシア/Manizia