6月4日(日)「遊びに学ぶまち ドイツ・日本子どもの参画交流会 in 福岡」を開催しました。
 スクールの子どもと親たちは、子どもの年齢に合わせて、交流会やワークショップに参加。終了後は、キッズの子どもたちによる「歓迎交流会」を行いました。
 今回は、「歓迎交流会」の様子を紹介します。

 キッズの子どもたちは、舞台芸術等の観賞、ワークショップなどによる表現活動(アート活動)、メディアを学び、情報の送り手・作り手となってリポートやインタビューから編集・制作までする活動(メディアキッズ)、自分たちで遊びを考え、協力して楽しいものをつくっていく活動(子どもの自主企画)を続けています。この日の歓迎交流会では、最初に高校生がドイツ語で歓迎のあいさつをした後、今までの活動内容や、日頃の活動を通して感じてきたことを発表しました。

会場の様子 子どもたちの発表より
発表の前にはみんなで円陣をくんで
「がんばろう!」


アート活動
「お芝居や演劇を見ること、ワークショップを体験することで、自分がもっている感覚に新しく気付くことがありました。好きな作品やおもしろくないと感じる作品があること、同じ作品を観たみんなと話してみると、それぞれその感覚は違うものだということもわかりました」
 (小学6年)

プレゼンテーションの様子。低学年から大学生まで役割をもって参加しました。


メディアキッズ

上陽町でのケータイを使ったマップづくり」では、今までにない最新のやり方に挑戦できておもしろかったです。(中学1年)

「台北と福岡の子どもたちによるビデオ制作は、放送局と大学の先生に協力していただきました。当時4年生だった私には難しかったけれど、今思うと人生でもうこんな体験はできないくらい素晴らしい活動だったと思います」
 (中学2年)
真剣な表情で子どもたちの発表に
耳を傾ける来場者のみなさん。


子どもの自主企画

「子どもたちが主体的に遊びを計画・立案、そして実行していく活動をおこなっています。その中での役割分担や大人が陰で見守りながら補助してくれることで、実現へ向かうことができ、反省会をして次回に生かしていくことによって、自立心と責任感が養えると実感しています」
 (大学生)


来場者の方からのコメント
ハイデローゼ・ブリュックナー女史 九州大学USI教授坂口光一先生

 発表をしてくれてありがとう。ドイツでは国ぐるみで、このような子どもの参画活動に取り組んでいます。みなさんの活動はとても大切なことで夢に満ちています。自分たちの言うことに責任をとれるようになり、子どもが自ら形作っていくことが求められているのです。そうすることで、世界や人々の生き方が変わっていきます。是非これからも交流をもって、共に活動をしていきましょう。私が関わるベルリンの子どもたちの様子が雑誌に掲載されていますが、あなたたちの活動も是非紹介したいと思います。

 活動に参加している子どもたちのケレンのない活動報告と、のびのびとした表情豊かな全身での表現は、大人たちの概念化され、理論化されたプレゼンテーションを超える圧倒的な説得力をもっており、今回の交流会を通して何より感動した。それとともに、40年におよぶ子ども文化コミュニティの活動は、けっしてミニ・ミュンヘンに負けていないとの確信をもった。活動の成果は参加している子どもたちの表情や身振りにほかならない。




特定非営利活動法人 子ども文化コミュニティ