コミュニティカフェは、子ども文化コミュニティと九州大学ユーザーサイエンス機構子どもプロジェクトが共同で開催する市民と専門家が出会い交流する気軽な学習の場です。お茶を飲みながら気軽に、しかも最前線の専門分野についての研究を学ぶことができます。

<会 場>
九州大学USIサテライト・ルネット
    (西鉄大橋駅前・ゆめアール大橋隣)

<主 催>
FPAP・子ども文化コミュニティ共同事業体
NPO法人子ども文化コミュニティ

<共 催>
九州大学ユーザーサイエンス機構子どもプロジェクト

 
 
「メディアと子ども」
講師:宮由美子(NPO法人子ども文化コミュニティ代表理事)
2006年12月7日(木) 10:00〜13:00

  東京大学大学院情報学環(メルプロジェクト2001ー2006)メンバー、メディアリテラシー・プログラム開発やファシリテーター養成などメディア教育の普及と学習環境づくりを進めている宮由美子氏(NPO法人子ども文化コミュニティ代表理事)を講師に、レクチャーと楽しいワークショップで、“メディアとは何か、メディアリテラシー能力を子どもも大人も高めていく必要性について”学びました。 


レクチャー
『メディアとは何か、メディアリテラシー能力を身につける必要性について』

情報化社会に生きる私たちの周りには、いたるところにメディアが存在し、私たちは、日々メディアに接しています。
メディアとは、情報の送り手と受け手の間に介在し情報を伝える媒体です。メディアを使って発信された情報には、良くも悪くも送り手の意図によって情報の編集が行われています。
上手にメディアと付き合っていくためには、子どもも大人もメディアリテラシー能力を高めていくことが大切です。

ワークショップ『クリスマスストーリーをつくろう』
グループ単位で、拾ってきた"物"(メディアの素)を素材にして、クリスマスをテーマにしたお話をつくり発表するワークショップを行いました。
想像力を働かせて作った自分たちのストーリーを、どのような形にすれば人に伝わるのかを考え発表することで、メディアの送り手と受け手の体験をすることができました。
ワクワクしながらみんなで一つのストーリーを作り出す喜びを感じながらも、短い時間で一つのものを作り出す難しさも感じました。

今回のワークショップでは、メディアリテラシーについて学びながら、想像力と創造力、初めての人とのコミュニケーション力、プレゼンテーション力など、いろんな力が試されました。このような体験を重ねることで、その力が確実に自分のものなっていくと感じます。
ぜひ、多くの子どもたちや大人たちに体験してほしいプログラムだと思います。


レポート 柴田美津子
(子ども文化コミュニティ)

参加者の感想
短い時間で一つのものを作り上げると集中してできる。グループによって話の展開がそれぞれオリジナルで、完成度高いのもができているのでびっくりした。クリスマスというメディアが作り出した巨大なイメージ戦略、視点を変えてみるとおもしろいものだと思った。
1つの「素」となる物体からみんなで話をふくらませ、それを形にすることのおもしろさがわかりました。人前で発表したりするのが苦手な私も、楽しくやることができたので良かったと思います。
ストーリーを作るのは一人で勝手に考えるのは簡単だけど、複数で意見を出してまとめるのはむずかしい。メディアについて学ぶ機会がもっとあったら良いです。
グループで何かをつくり上げる時に意見をまとめることの難しさ、一つにまとまった時の団結力のつよさを実感できました。親になって日々の生活では体験できないことで新鮮でした。
メディアリテラシーの学習の前に、個々の体験が大事というお話が心に残りました。素養として身に付けてゆく息の長い学習だというのが分かった気がします。チームワークの体験が楽しかったし、人と関わるなかで、メディアを学ぶという意味を実感しました。

 子ども文化コミュニティでは、子どもや大人を対象にした楽しみながら学べるメディアリテラシー教育プログラムを開発・企画・実施しています。体験を通して総合的なメディアリテラシー能力を高めていくことを目指しています。
 さまざまな人との交流や、自然体験、遊びなど、日常の中での多様な体験の積み重ねは、メディアリテラシー能力の基礎となります。子ども文化コミュニティでは、メディア教育とともに、異年齢集団活動、芸術鑑賞や創造表現、科学の体験プログラムなども開発・企画・実施しています。


特定非営利活動法人 子ども文化コミュニティ