VOL.1  2005年11月14日(月)発行


アート・ピクニック2005開催

 NPO法人子ども文化コミュニティとミュージアム・シティ・プロジェクトが主催する『アートピクニック2005〜アーティストになる〜』が11月6日(日)博多リバレイン1階フェスタスクエアで行われました。
 アートピクニック2005は、福岡で活躍するアーティストとのアートワークショップで、3つのクラスとフリーコーナーがあり、子どもの成長発達に大きな影響を与える、芸術との出会いの場をつくり、親子のコミュニケーションが深まる事を目指して開催されました。







Aクラス 「まわる風景画家 親と子と画家のバトル?」  
  アーティスト 岡山 直之

 私が参加したのは、Aクラス「まわる風景画家 親と子と画家のバトル?」というクラスです。  
 このクラスは、親と子で一枚の紙に違う風景を描いて最後にその画をまわし、絵をいろいろな方向から楽しむというクラスです。
 まず、下書きをしました。一枚の絵の中で親が子のゾーンに入ってきたり、親が描いた上に子が描きたして、文句を言い合ったりして、どの親子も熱くなっていました。 
 私たちの作品は、私が、ビルを描いているのにその上に母がクリスマスツリーを立ててきたりしました。 「とてもシュールな作品だ」と講評をいただきました。
 アーティストは岡山直之 さんという、現代美術家の方で、昨年は忍者(?)として「アートピクニック2004」にも参加されていました。
 そして、下書きが終わったあとの色塗りは親子の個性が存分に発揮されました。まわすことを考えて色を塗るところや、風景に合わせて塗る所など色塗りでもバトルがおきたりして、全親子が絵を描くのに必死になっているのがわかりました。
  私たち親子も自分が描いた絵に色を塗られたりして相当言い合いました。  でも、仕上げに絵をまわして見ると、そのばらばら具合がうまく、カラフルになりました。
 どの親子も最後には「子どもと久しぶりに言い合ったり、ゆっくりしゃべれてよかった」と話していました。                       (文 末松 由都 中学1年)








Bクラス 「まちをつくろっ!(石けんの家とかつくる?)」
アーティスト オーギカナエ  

 僕はBクラスの「まちをつくろっ!」(石けんの家とか作る?)のクラスに参加しました。 このクラスは自分たちがいつも使っているいろいろな道具で、街をつくるという内容でした。
 このワークショップには、小さい子どもとお母さん、お父さん、小学生が参加していました。 19人くらいで公園や自分の家、ビルや遊園地などを上手につくっていました。
 みんなが完成してから、大きな紙の上に作品を置き、それぞれを道でつなげ通行人や車、交差点などをつくり街の完成です。みんなで街の名前を考えました。おもしろい名前がいっぱい出てきたけれど最終的に、「夢の街」に決まりました。
  Bクラスの先生は、オーギカナエさんというアーティストの方で、チョコチップシスターズ、アイスドチョコチップなどのワークショップもされています。
 仕上げに、クレヨンなどで作品と道をつなぎました。最後に、参加した人で写真を撮りました。
 参加した三年生の牛嶋木南(きなみ)さんは、「自分の考えた『七色の街』にならなくて残念だったけど、友達もできて、とても楽しかった」と話していました。
 自分たちがいつも使っている道具などで作品をつくるのはなかなか難しかったけれど、街が完成したときはとてもうれしく思いました。     (文 山口 麗 小学6年)







Cクラス 「フィギュアに挑戦!不思議大博物図鑑」 
アーティスト 角 孝政

 ぼくはCクラスの「フィギュアに挑戦!不思議大博物図鑑」に参加しました。
このクラスは、生き物の形を少し変えたり、いくつかの生物同士や物などを組み合わせたりして、粘土を使って実際にはいないものをフィギュアでつくるクラスです。
  アーティストの角孝政さんは造形作家で、折り紙名人、樹脂による作品をたくさん制作しています。 最初はみんな粘土をこねることから始めました。粘土は、プラスチックみたいに固く、しっかりこねないと形が変えられないと思いました。
  だけど、「やわらかくなれば、こっちのもの」という感じで、みんな自由自在に形を変えていました。
たとえば、『顔がライオンで胴体が くつ』の組み合わせや『亀の甲羅がおぼんでその上に5つのだんごがのっている』という誰も思いつかないようなアイディアもありました。
  次に粘土をオーブンで焼きました。焼き終わったら、色付けです。 色はモデルの生物どおりに塗っている人もいれば、まったくちがう色に塗っている人もいました。作品が出来上がった人から写真を撮って完成です。
  ワークショップ会場のそばに展示してある角さんの作品「不思議博物館」を楽しんでいる人たちもいました。
   このクラスに参加した富永匠君は「自分の想像と違ったものができたけど友達と一緒に参加したので楽しくできた」と話していました。    (文 吉本 新一朗 小学5年)





フリーコーナー 「 しりとりの道」
アーティスト 原田 俊宏

 フリーコーナーの「しりとりの道」では、しりとりのやりとりで、自由参加した人たちとアーティストの原田俊宏さんが、短冊にしりとりの言葉を書いてつなげていくという内容でした。
 原田俊宏さんは現代美術家で、現在自作のペナントなどを用いた表現活動「観光と広告」を展開中だそうです。
 ぼくも参加して、しりとりをやってみたけれど、前に同じ言葉を使ってないか見に行ったりして、しりとりをつなげるのが、とても楽しかった。       (文 山口 麗 小学6年)
 



編集後記
参加してみて、フィギュア作りは大変だということが分かった。ときどきお菓子などについているフィギュアを作るのは、いつも長い時間かけてつくっているんだなと思った。新聞を作るのも簡単じゃないということが分かった。又新聞を作りたい。    吉本 新一朗 (小学5年)
今回はアートピクニックのことについて新聞を書いた。文を書いていろいろアドバイスをし合ったり、写真を選んだりしてとても楽しかった。     山口 麗 (小学6年)
原稿にあう写真を選ぶのが大変でした。決められた字数で、紙面をうめることに苦心しました。 
                                                                                                 末松 由都(中学1年)


特定非営利活動法人 子ども文化コミュニティ