芸術体験講座2007報告
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実施団体 アリアタール企画
実施校 福岡市立千早小学校

千早小学校での楽器や歌の体験の様子

福岡市立千早小学校での講座の様子をレポートします。
(担当コーディネーターによるレポート)

実施日時 平成19年11月13日(火曜日)10時45分から12時20分まで
対象 6年生 77人
場所 体育館
教科 総合的な学習の時間
概要 フラメンコの踊りと演奏、歌の実演と楽器や衣装の説明。
子どもたちは希望によって手拍子によるリズム体験と踊りの体験のどちらかの体験活動を行う。
スペイン語の話も交え、国際交流の機会としても活用する。

授業の流れ
時間
内容
10時45分 学校側から紹介
10時50分 入場。実演「ソロンゴ」(曲名)
(子どもの反応)
「すごい」の声が出る。
11時 自己紹介
フラメンコについての話
楽器説明・衣装説明
 靴や扇子、髪飾りを回覧。扇子は数人に持たせ、広げさせる。
 2人の女子を前に出し、髪飾りやイヤリングをつけてポーズをさせる。
(子どもの反応)
靴底のクギや扇子などに興味を持って見つめる。
(教師・アーティストの対応)
コーディネーターが靴などを持って子どもの間を回ったり、アーティストのトークがしやすいようマイクを持ったりすると、すぐに先生が代わってくださる。
11時10分 スペイン語講座
ペルー人ボーカリストによる挨拶の言葉、扇子や靴、色などの言葉の講座。
(子どもの反応)
少し難しいようだが、よく声が出る。
実演「セビジャーナス」
11時25分 体験「セビジャーナス」のリズムを手拍子で体験
(教師・アーティストの対応)
先生が楽しそうに体験している。
11時30分 「歌・リズム」と「踊り」をグループに分かれて体験
11時35分 (子どもの反応)
「踊り」に3分の2ほどの子が集まる。
「歌」のグループはラテンパーカッションの楽器も使ってリズムを楽しむ。
(教師・アーティストの対応)
グループ゚に1人ずつ担任が入り、一緒に体験。
ダンサーが踊りの指導、ボーカリストが歌とリズムの指導、ギタリストは両グループ゚を行き来して補助。
12時 「歌」と「踊り」をあわせ、ラテンパーカッションも入れてみんなで実演
(子どもの反応)
全員での歌と踊りは大変盛り上がる。
(教師・アーティストの対応)
体験場所の移動や終了後の片付けなどを担任が児童にテキパキと指示し、子どももよく動く。
12時10分 質問コーナー
・ 始めたきっかけは?
・ あきらめかけたことは?
・ 曲によって顔の表情は変わるのか? など多数の質問が出る。
12時20分 終了
(子どもの反応)
終了後、アーティストに握手を求め、話しかける子の列が続く。

授業の特色
アリアタール企画は、フラメンコの実演鑑賞と踊りやパーカッション(打楽器)によるリズム体験などの指導を行います。ギターは日本人、踊りはペルー人または日本人のダンサー、ボーカル(歌)とパーカッションを担当するのはペルー人の方です。簡単な挨拶の言葉などスペイン語講座も交え、子どもたちを異文化の世界へいざないます。
千早小学校は総合的な学習の時間での取り組みでしたが、社会科「世界の国の文化」、音楽科「世界の音楽」とも関連付け、事前・事後の授業にもこの体験講座を活用されました。フラメンコはなんといっても女性ダンサーの美しい衣装や髪飾り、そして日ごろ目にする機会が少ない珍しい民族楽器などに注目が集まります。また、ドンドンと踏み鳴らすダンサーの靴の底にはたくさんの釘が打ち込まれているそうで、実際に靴を脱いで間近で見せてもらうなど、先生方も引き込まれるシーンがたくさんありました。実は「高学年の子どもたちが踊りの体験に興味を持ってくれるだろうか?」と少し心配していたのですが、全くの杞憂。千早小学校の子どもたちは、フラメンコのステップやポーズが大のお気に入りになったようです。歌やリズムの体験も、学校の音楽室にあったラテンパーカッションの楽器類を総動員して大変盛り上がりました。終了後、アーティストたちに握手を求める子どもたちの列が途切れることがなく、アーティストの笑顔も弾けた体験講座でした。

子どもの感想(抜粋)
今日、フラメンコを見た時、踊り手さんの激しいふり付け、足音に、フラメンコの歴史や情熱、そして何より踊り手さん自身の思いを感じました。何度もざ折して、さらにその上を目指した人だからこそ、あのような踊りが踊れたのだと思います。私は将来、芸術を極めたいと思っているので、これはとても良い体験となりました。 (6年)
私は音楽が大好きで、楽器にものすごく興味がありました。最初、ギターの音が聞こえたとき、とりはだがたちました。最後の質問の時、「やめようと思ったことはありますか?」という質問に「あります。でもそれをのりこえると、また高い目標ができます」「楽しいので続けています」ということを聞いて、私はエレクトーンを何回練習してもひけなくて、もうやめようと思った事を思い出しました。これからもやめたいと思うことがあると思いますが、今日の事を思い出してがんばりたいです。 (6年)

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