芸術体験講座2007報告
ふくおか県民文化祭 芸術体験講座 芸術体験講座2007報告 2007年度実施一覧 2008年度登録アーティスト紹介 しばらくお待ち下さい 2008年度実施要項 しばらくお待ち下さい
トップページ 芸術体験講座 芸術体験講座2007報告 2007年度実施一覧 福岡大蔵会

実施団体 福岡大蔵会
実施校 福岡市立鶴田小学校/福岡市立小田部小学校/福岡市立香椎浜小学校/筑前町立三輪小学校
久留米市立合川小学校

講座での狂言を演じている様子
小田部小学校での狂言体験の様子
小田部小学校

ここでは久留米市立合川小学校での講座の様子をレポートします。
(担当コーディネーターによるレポート)

実施日時 平成19年11月29日(月曜日)10時50分から12時25分まで
対象 6年生 143人
場所 体育館
教科 総合的な学習の時間
概要 狂言を生で観て体験することにより、伝統芸能への興味・関心を深める。

授業の流れ
時間
内容
10時50分 先生より団体の簡単な紹介
10時54分 狂言の歴史についての話
体験講座1
 正座・すり足・発声
附子について簡単に説明

(子どもの反応)
みんな集中して楽しんでいる
最初は小さな声がすこしずつ大きくなる
(教師・アーティストの対応)
先生達も一緒にやっている
11時12分 「附子」の実演25分
休憩5分
(子どもの反応)
とても楽しそうに観ている
(教師・アーティストの対応)
楽しんでみている
11時42分 装束や舞台の説明
体験講座2 
希望者が舞台に上がり、子ども達二人組で「附子」の1場面をやってみる。全員で笑いの体験
(子どもの反応)
希望者が多く、楽しみながらやっている。見ている子どもたちも一緒に楽しんでいる
(アーティストの対応)
子どもたち一人一人に声をかけながら熱心にされている
12時13分 子ども達からの質問
(子どもの反応)
活発にたくさんの質問が出る
12時20分 子どもたちからの歌のプレゼント
(子どもの反応)
一生懸命歌っている
(アーティストの対応)
ステージに正座して、楽しんで聞いている
12時25分 先生より終了の言葉

授業の特色
福岡大蔵会は、黒田藩お抱え狂言師の譜系につながる歴史のある団体です。職業をもちながら公演活動やワークショップなどを実施されています。
授業では、体育館のステージを能舞台に見立て、簡単な柱のようなものを置きます。子どもたちは体育館の床に座って活動します。狂言の歴史のお話しから始まり、舞台などの簡単な説明の後、全員で上靴を脱いでの正座、立ち方、すり足の練習を行います。正座やすり足では、背筋を伸ばした美しい姿勢で行うことを指導されます。発声では「あーーあ!」「いーーい!」と声を出していきますが、講師の声の大きさに子どたちはビックリします。口を大きく開けて、腹式呼吸でやることを指導され、少しずつ大きな声が出てくるようになります。「附子」の実演では、きちんと装束(衣装)をつけて、最後まで演じられます。言葉の意味がわからなくても、動きや掛け合いで理解でき、子どもたちは楽しんでみていますが、事前に言葉の意味などを学校で話しておいて頂けると、より理解が深まります。
実演後は、希望する子どもたちが舞台に上がって、2人組で1場面を演じます。希望者が出ない可能性がある場合は、先生たちに事前に決めておいて頂きますが、合川小学校は積極的な子どもたちが多く、30人近く舞台に上がり楽しく体験しました。舞台に上がらない子どもたちも、舞台上の子どもたちを応援したり、笑ったりと一緒になってとても楽しんでいました。最後に全員で小笑い・中笑い・大笑いの練習をして、腹の底から笑います。合川小学校では、最後に子どもたちから歌のプレゼントがありました。数日後に合唱コンクールを控え、懸命に練習しているので、ぜひ聞いて欲しいとのことで、急なことでしたが少し早めに終了して歌って頂きました。大蔵会の方達は、舞台に正座して、体を揺すりながら楽しんで聞かれ、最後に「ブラボー!」と子どもたちに大きな拍手を送られました。
福岡大蔵会は、ほかに福岡市立鶴田小学校、福岡市立小田部小学校、福岡市立香椎浜小学校、筑前町立三輪小学校で授業を行いました。基本的な流れは、どの学校も同じですが、ステージに上がって体験する子どもたちの人数や希望によって、体験の内容を工夫しています。

子どもの感想(抜粋)
声の出し方や立ち方、すわり方を勉強して気づいたことは、『狂言』をやっている人は、みんな背がピシッときれいになっているところと、「えんぎ」がとてもうまかったです。ステージで体験した人を見てると、みんな背がまがっていて、自分も背をのばしてみると『狂言』をやっている人みたいにはなりませんでした。また見たいです。 (6年)
私が一番びっくりしたことは声の出し方です。あんなに大きな声を最初に聞いた時、マイクをしているのかと思いました。あんなに大きな声を出すには、たくさん練習をしたんだろう。と思いました。私も、少し練習を家でしてみたいと思います。 (6年)
今日ぼくは初めて「狂言」というものを見ました。正直しぶい時代劇みたいなものと思っていたけれど、見ていたら予想以上にとてもおもしろく、全然しぶくもありませんでした。動物のものまねがおもしろくて、また見てみたいです。 (6年)

ページトップへ